トルコのハサン・デミルタシュ監督の初長編劇映画。

美しい自然とともに描かれるヒューマンドラマ。しみじみとした良い映画ではあるが、展開がやや散漫。独自のスタイルを確立しているのは評価できるが、初長編劇映画ということで足りないところも多々ある。

しかしトルコにおけるクルド人の歴史の一端を学べるという意味で意義深い作品と言えるだろう。

• #SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて。

トルコ東部に暮らす一家が政治の混乱により選択を迫られる話。

妻を亡くし息子と静かに暮らすハミットの姿が印象的な映画。
安全のためには村を出て新たな生活を始めたほうがいいと思うけど。そうもいかないハミットの気持ち。

映画祭ならではの映画だった。

人を偲ぶ時にその人を外在したまま自分のそばに置いておきたい人と、その人を自分の一部にする為に取り入れる人がいることに意識が向いた作品