このレビューはネタバレを含みます
中島健人とmiletのファンのための映画だなと感じました。。
期待値上げすぎたかな、、
桐谷健太とmiletの歌はめっちゃよかった。
以下、マイナスなことも書くので注意。
まず、元になったフランス映画は未視聴なんだけど、作品単体としてみると物語の展開がかなり残念だった。
1から2の世界に変わってリクが自分を原作者と思い込んだまま呼び出されて会社行くところまではおもしろかったけど、そこがピークで2の世界でもかなりエゴが強くて自分勝手だなーという印象。
1で小説家として売れたことでエゴイストになるのはわかるが、2の世界でも別の作家に思わせぶりな態度をとったことによって訴えられるわけだけど、自業自得だし1の世界でやっていたことを反省してたんじゃなかったんかいと思ってしまった。そんなこんなで結末を変えた小説の続きを読ませるか読ませないか云々じゃなくて、スーパームーンの下でキスをしたら戻るっていうのも、うーん。
最終的にびっくりするくらいハッピーエンドの3の世界になって終わるわけだけど、それまでの世界は結局どうなってしまったのというモヤモヤ感。せっかく2の世界で桐谷健太の奥さんのことで色々と話してたんだから、そこらへんは描いてほしかった。
あと、なんと言っても蒼龍戦記。
あんまりおもしろくなさそう。。。
もっとストーリーに関係あるような売れそうな本だとよかったなぁ。
ミナミのおばあちゃんにも読み聞かせてたみたいだけど、おばあちゃんが読んでもおもしろいのかな。。。
桐谷健太の役にハマったキャラクターの演技と、miletの歌はとてもグッと来ました。
ファン映画でも全然構わないんだけど、前提として物語がちょっとはまりませんでした僕には。