このレビューはネタバレを含みます
尺の長さ、過去一だったのでかなり構えて鑑賞。インターミッション15分あり。このタイプの作品は初めて鑑賞。尺長さは体感としてあまり感じられなかったが、体調悪い日に観る作品ではけしてないといったところ。やはり体感短くても私には3時間超えの作品は次の日に支障をきたすようだ。
本編を観ると実在した人物を描いた伝記なのかと思うほどラースローのことを深く描かれている。建築家として天才な表現力あって難ありな性格も打ち消してしまうほどた
ホロコーストという悲惨な環境から米国へ生き延びるものの米国からの来たことに寄る文化の違い等に生きづらさを感じて過ごす。苦労が絶えないので胸が締め付けられる。観ているこちらが苦しくなった。当時、数多くのユダヤ人が同じような悩みを抱えていたのだろうなと想像するだけでゾッとする。アメリカンドリームなんてあったものではないんだなぁ。
建築技術について下調べあるとこの作品への理解を深められるのかも。ブルータリズムに関して無知だったこともあり恥ずかしながら理解が及ばなかったところもあった。もう一度鑑賞して理解深めよう。
大切なのは旅路より着地点。この教訓を胸に刻んで日々を送ろうと強く感じる。
エンドロールまでが芸術で斬新な演出に胸が躍った。テーマにあった音楽のエンドロールというよりポップさ溢れる曲で衝撃だった。