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Three Friends(英題)
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『Three Friends(英題)』に投稿された感想・評価

Omizu
3.2
【第81回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
『ラブ・アフェアズ』エマニュエル・ムレ監督の新作。ヴェネツィア映画祭コンペに出品された。

『ラブ・アフェアズ』はかなり衝撃を受けた作品。軽妙な語り口と演出、ムレ監督の哲学あふれる恋愛映画だった。その意味では本作は数段劣る。

まずちょっと長すぎる。軽妙な語り口で紡がれる恋愛映画というのは同じだが、この話にしては後半にいくにつれダレてくる。もう少しコンパクトにまとめてほしかった。

また、ムレ監督の哲学が本作ではあまり感じられない。一筋縄ではいかない恋愛というものを描いているが、そこに深みがあまり見出せなかったのが残念。

三人の女性をめぐるロマンスを描くが、少し手を広げすぎたか。その複雑な恋愛模様は面白いが、そのせいで煩雑になってしまった印象。単純な中にムレ監督の恋愛哲学が入り込んでくるというのが持ち味だと思うのだが、ここではそれが入る余地がなかった。

個人的にはフィリップ・ガレルの正当後継者だと思っているが、それにしてはちょっと鈍重だった。

もちろん演者は素晴らしいし、シーン単体でみると面白くなくはないのだが、ちょっと手を広げすぎたか…もう少し短く、シンプルにしてくれた方がいい作品になったのではないだろうか。期待していただけに残念。
[愛に悩む三人の女たち] 60点

2024年ヴェネツィア映画祭コンペ部門選出作品。エマニュエル・ムレ長編12作目。物語は三人の親友、高校教師のアリスとジョアン、博物館員のレベッカの恋愛模様を描いている。ナレーターを担当するヴァンサン・マケーニュもといヴィクターはジョアンの夫だったが、物語開始時点では事故死しており、彼の視点で三人のその後を描いていると言っても差し支えないだろう。物語は一旦ヴィクター生前の、ジョアンが既に彼を愛していないことに突然気が付く時点、今から約1年前まで遡る。ジョアンはアリスに相談するが、彼女も夫のエリックとの間に愛は感じていないと言う。そんなエリックは妻の親友と知りつつレベッカと不倫しているが、アリスには言い出せていない。ジョアンは自分がもう愛していないことをヴィクターに伝えると、常に愛していることを伝え続けていたヴィクターはぶっ壊れてしまい、そのまま飲酒運転で事故死してしまった。時は物語開始時点まで進み、ヴィクターの後任教師として赴任してきたトマが近所に引っ越してくる…云々。基本的には登場人物のうち二人が会話して関係性を深め、また別の二人が…を繰り返していくスタイルで進んでいくので、それぞれのキャラクター、特にジョアンとレベッカは思考の癖まで深堀りされていて面白い。三人それぞれの挿話は興味深いのだが、"三人の友人たち"という題名の割に三人が友人という感じがしなかったので(というかアリスがうっすら空気なので)、寧ろ女性たち三人が男あっちによって知り合い仲良くなっていくというプロットのほうが、個々のエピソードと女性たちの大枠のエピソードの歩調が揃って良かったのではないか。夫は愛してないけど別れないという現状について、ジョアンは"子供がいるからなあ"と言っているが、その子供は都合のいい装置としてしか登場しないというのもなんだかなあと。レベッカ・ズロトヴスキ『Other People's Children』とかめっちゃ出てきた思えがあるぞ。
ヴェネツィア国際映画祭にて鑑賞