ヨツ

男性・女性のヨツのレビュー・感想・評価

男性・女性(1966年製作の映画)
4.1
この映画も含めてゴダールの映画の意味が解ったことはたぶんない。劇中でこの映画のまたのタイトルは"マルクスとコカコーラの子どもたち"である、とはっきり言われる。言葉が何を指すかは誰にでもわかると思うけど、私は映画自体は解ったふりはできても本当のところ何も解っていない。
けどなんかとても良かった。素敵だった。めちゃめちゃ思想が強そうな映画だけど、思想と全く関係なく楽しんでしまった。

言葉として印象深かったのは、"最も残酷な星の、石よりも冷たい人間の話"とか、"1人殺せば犯罪者、無数に殺せば英雄、全員殺せば天使だ"などかな(どれも正確な表現は再確認していないので曖昧)。〜英雄まではよく聞くけど、天使は初めて聞いた。
そして何より何より若かりし頃のジャンピエールレオの素晴らしさよ!顔も綺麗なんだけどやっぱり全体像が完璧。いつまでもみてられる。ファッションも可愛いし、仕草も素敵だし、最高か。
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