ボブディランの人物像について詳しく知らないけれど、流れてくるほとんどが知っている、聞いたことのある音楽であったことに、ボブディランの偉大さをまず実感した。
音楽ジャンルという点から社会・文化の移り変わりの瞬間を切り取っていて、アメリカの社会情勢を知っていたらもっと理解度・解像度は何倍にもなるんだろうなと思う。もっと言えば日本人よりアメリカ人であればより一層かと。
ティモの歌、演奏、佇まいは圧巻で本人がすべてやっているのは信じられない。最後の3曲披露後に戻ってもう1曲披露したシーンは心臓ぎゅんとなりました。
伝統を守りたい者、新しい伝統を作りたい者(対比しやすい言い方で)、それを待ち受ける観衆、様々なぶつかり合いや葛藤を強く感じられた。
タバコ2本つけるところとフェンス越しのタバコはティモにやられます。