別にそこまで似てないんだけど、ニューシネマパラダイスとか海の上のピアニストみたいな、ジュゼッペ・トルナトーレ的なロマンチックなノスタルジー漂う少年期の回想譚。
役者だったチアン・ウェン、これが初監督・脚本と聞くと物凄い才能だ。
なんで悪い友達たちに会わせんねんと思ってしまう。
宮本から君へで彼女を飲み会に連れてくのもそうだけど、それが彼の全てであり、彼の強がりでもあるのかな。
そう考えると益々ホモソの悪い部分だと思う。
でも彼女も楽しそうだったし、やっぱ主人公がヘタレだった、というだけかもしれない。
彼女が何を思っていて、どうして彼とあそこまで親しかったのか、見た後でも分からない。
こういう時女性にも感想を聞いたりするが、結局みんな分からなかったりする。
これは男女とかではなく、人間が何を考えているかなんて誰にも分からないのだろう。
というわけで、いい映画でした。