無差別イイネは咒殺

太陽の少年 4Kレストア完全版の無差別イイネは咒殺のレビュー・感想・評価

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別にそこまで似てないんだけど、ニューシネマパラダイスとか海の上のピアニストみたいな、ジュゼッペ・トルナトーレ的なロマンチックなノスタルジー漂う少年期の回想譚。
役者だったチアン・ウェン、これが初監督・脚本と聞くと物凄い才能だ。

なんで悪い友達たちに会わせんねんと思ってしまう。
宮本から君へで彼女を飲み会に連れてくのもそうだけど、それが彼の全てであり、彼の強がりでもあるのかな。
そう考えると益々ホモソの悪い部分だと思う。
でも彼女も楽しそうだったし、やっぱ主人公がヘタレだった、というだけかもしれない。

彼女が何を思っていて、どうして彼とあそこまで親しかったのか、見た後でも分からない。
こういう時女性にも感想を聞いたりするが、結局みんな分からなかったりする。
これは男女とかではなく、人間が何を考えているかなんて誰にも分からないのだろう。

というわけで、いい映画でした。