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ファーゴのwayfarerのネタバレレビュー・内容・結末

ファーゴ(1996年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

午前十時の映画祭で「ファーゴ」を見てきました。面白かったです。

単なる狂言誘拐のつもりが、事態が悪い方向へ悪い方向へと転がってしまい、大量殺人事件に発展してしまうというブラック・ユーモア的な作品です。

「そんな馬鹿な」と思うような展開の連続ですが、人間がやることは完璧ではありませんから、違和感はなくむしろリアリティを感じました。

現実に起こる凶悪事件も、もしかしたらこの映画のように「そんなつもりはなかったけど、色々とうまくいかなくて、こんな大変なことになってしまった」という事件が少なくないのかもしれませんね。

ラストでフランシス・マクドーマンド演じる警察署長が犯人に「わずかな金のためになぜ殺人を犯すのだ?」と問いますが、犯人にしても「俺にも分からない。むしろこっちが聞きたい」という感じなのでしょう(笑)

久々に掛け値なく面白い映画を見ました。
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