内臓マン

ファーゴの内臓マンのネタバレレビュー・内容・結末

ファーゴ(1996年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

初心者二百二十三作品目!!!

【概要】
Amazon prime videoで視聴。
やっと見たなって感じ(笑)

【感想】
なんか皆顔が濃いな...。
というかキャラが濃いな...。
圧倒的濃厚キャラたちが繰り広げる王道変態サスペンス!

うんやっぱコーエン兄弟は面白い!
「ノーカントリー」でもそうでしたが、人間味溢れる人物像を創り出す腕前が最強ですよね。
一貫性だけじゃなくちゃんとギャップも用意してあったり...。
そこが本作のコメディっぽさにも繋がります。
そして今回はその「コメディっぽさ」が結構いい働きをしてるんですよねぇ〜。

まあこっからは完全に私個人の意見になるんですが......、なんか切なかったなぁ!(笑)
上記のコメディ性っていうのも、発揮されてるキャラとされてないキャラが分けられてる感じがしまして、そこに大分深い溝が感じられました。
主人公夫妻は完全Happy幕引き、ですが犯人の男はHappyもクソもないなんならキャラクターの深堀すらされない状態です。
完全に分断されてるんですよね世界が。
最後のセリフなんか答え合わせみたいなもんです。
第三者と当事者の温度差がバチバチに伝わってきてぴえん(強引)でしたはい。

コメディっぽさっていうのもなんか作り物っぽかったですけどね。
ここも結構重要な因子なんでしょうかわかんないすけど。

長回しとかは効果的に使ってらっしゃいますねいつものように。
全編ほぼ雪景色だったので遠方のショットもめちゃくちゃ映える!
「ノーカントリー」よりは見やすかったイメージですね。

そんで銃の描写がかっこいい!!!
本作の銃はマジのマジで重要アイテムでしたね!
適当にドンパチやるんじゃなくてちゃんと銃でストーリーを作る感じがかっこよかったです。
そこにコーエンカメラが入ったらもう痺れるしかありません。

強盗2人組凄い良かったですね。
この2人まじでナイスコンビですよ。
変な顔の方はいつも通りで(笑)
なんなんでしょうねこの人の魅力は!
画面にいるだけでくっっっそシネマ見てる感じがするんだよな。
あ、映画じゃないよ。シネマね。
ここ重要。

今度もっかい見直したいですね。

【終わりに】
いゃ〜、パッと決めたけど意外と楽しめるもんですわ。
内臓マン

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