〜おお、そういうことな!までがちと長い〜
湿地帯で失踪した妹を探す孤独な少女と、不可解な母親の死の真相究明に取り憑かれた青年。
場所は同じだが、どうやら時代も目的もまったく違うらしいこの二人の人生がどう交錯するのか…。
シャマラン製作ということで、ツイストの瞬間のスカッと感を味わうべく鑑賞…しかし待てど暮らせど一向にやってこない「その時」。監督としてのシャマランはせっかちな人間に親切設計な物語展開を心がけていたんだなあと実感。
『メイズ・ランナー』の少年の面影は残しつつすっかり大人になったディラン・オブライエンと、美少女というにはかなり癖のある(そこがいい)エリザ・スカンレンの配役が良くて辛抱して観ていたが、待った甲斐があったよー。
最後にきちんと辻褄が合い、悲しさはあるものの救いのある結末だった。