D

絵を描く子どもたちのDのレビュー・感想・評価

絵を描く子どもたち(1956年製作の映画)
3.6
図工の時間に見たの覚えてる。そしてこの間観ながら寝た。
昔から絵を描くのが好きだった。けれども小学生の頃からクラブチーム、中高は部活が非常に忙しかったので絵を描く頻度も減った。高3のときは受験勉強の時間があったのでその時間使ってめっちゃ描いてたけど。

最近iPadを買って、「著作権違反したくねえから自分で描いたやつアイコンにしよう」くらいの気持ちで絵を描き始めたけど幼い頃の喜びを思い出して止まらなくなってきてる。ジョジョばっか描いてる。

絵の中は自由だ。普段果てしなく社会不適合な自分が精一杯他者と波長を合わせようとしたり、さまざまな感情を抑えて、社会生活の中を流れているが、絵を描いているときはその流れがピタッと止まって、自分だけの世界の真ん中に座れる。目の前にある白い画面は自分の好きなように変えてよく、しかも誰にも邪魔されない。だから自分のフェチも憧れも恐怖も何もかも好きなだけ描ける。出来上がったものは自分にしか造れないオリジナルで、それが自己表現になる。

映画も音楽も小説も、他の芸術全部にこれがあてはまるね。
D

D