「どうすればよかったか?」
統合失調症の対応の失敗例だと言う監督からの問い…
それぞれの家庭環境があり正解は無いと思いますが、姉や両親を撮影し最期まで見守った弟(監督)さんの苦労は計り知れないと思いました。
家族の精神病を認めないことは、間違いでもなく簡単なことでもないのが伝わってきます。
医師の論文を精査したり、優秀な学歴が必要以上に"頼る"ことを制限してしまったのか…とも感じました。
そして"受容れる"ことの難しさも。
もっと壮絶な映像もあったと想像します。
ある意味見せられる部分(残したい映像)の編集だとしてもこの20年の記録は、きっと誰かの指標になるはずです。