なぜいま「サラリーマン金太郎」なんだろう。コロナ禍を経てサラリーマンの世界もずいぶん様変わりしたことから、昔はよかった的な機運でもあるのかな。中小企業だとまだ社員は家族のような関係に浸っていられるかもしれないけど、大手企業は途中入社途中退社能力主義みたいな感じになっているんじゃないのかなあ。暴走族上がりのマグロ漁師だからって喧嘩に強いわけでもなかろうけど、あの喧嘩の強さは結構スカッとしますね。それにしてもなぜ巷の女性たちは金太郎に惚れこんでしまうのかなあ。クラブのママしかり、乞食ばばあと呼ばれるどこぞの会長しかり、半グレ集団トップの李秀麗しかり。この辺りは本宮ひろ志の願望なのかな。暁編は原作では本編だけど、魁編はどうなるのかな。