映画『ショウタイムセブン』
どんなファンタジーだろうがホラーだろうが、リアリティは追求して作らないとダメだと思っている。
ウンコ映画。
少し嫌な予感がしつつ、阿部寛が主演なので、そんなことはないだろうと・・・
元人気ニュース番組のテレビ司会者折本。ラジオの生放送中に爆弾犯から脅迫の電話を受ける。
韓国映画『テロ,ライブ』のリメイク。
放送局の描き方も一見(一瞬)リアルと思いきや、番組側の対応とか、そんなわけがない。夜の人気ニュース番組が驚くほど少ない人数で運行されていて、バタバタ感もない。ラジオに至っては、司会者が場を離れ、無音が続く状態になるという放送事故な描き方。
テレビ局、警察の対応ぶり、事件の展開は学芸会レベルなのに、コメディではなく描き方がシリアス。エンドロールに制作がNHKエンタープライズとあって、驚き!オリジナルにあった緊迫感もない!
そもそもだけど、遠隔操作の爆破装置作るのってかなり高度な技術が必要だよなと毎回思う。
まだまだいろいろ文句言いたいけど、書くのも面倒。
テロと向き合うサブコンのリアル。この映画作った人に『セプテンバー5』を観てほしい。偶然同時期に上映。