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Armand(原題)
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『Armand(原題)』に投稿された感想・評価

皆さま、よいお年を!

[ノルウェー、子供の問題は親の問題?] 30点

2024年カンヌ映画祭"ある視点"部門選出作品、カメラドール受賞作品。2025年アカデミー国際長編映画賞ノルウェー代表。Halfdan Ullmann Tøndel長編一作目。監督はイングマール・ベルイマンとリヴ・ウルマンの孫らしい。物語はエリサベットが息子アルマンのことで学校に呼び出される場面から始まる。何の件か説明もない。教室に着くと普段から仲良くしてる義妹サラとその夫アンデシュの到着を待てと言われ、いざ彼らが到着すると"アルマンがサラとアンデシュの息子ヨーンに性加害をしたかもしれない"と言われる。彼らはまだ6歳だからそんなことするはずない、と息子の無罪を信じるエリサベットと、ヨーンの言葉を信じるサラは水掛け論を展開し、新人教師スンナは対処に追われる云々。時間を経るごとに新事実が提示されてテンションを持続されていく序盤の脚本の上手さや、中盤でエリサベットが学校の無難すぎる再発防止策に爆笑する5分ほどのシーンにおけるレナーテ・ラインスヴェの演技の上手さに唸らされつつ、ヨーンの言葉は真実か?実際には何が起こったのか?から早々に外れて、元女優で絶大な場の支配力を持つエリサベットの怪しさに全力でしなだれかかるのはどうなんだろうか?と思ってしまった。一応の理論としては、親がヤバいと子もヤバいので、エリサベットがヤバいことを証明すれば(中略)アルマンの犯行を証明できる!なのだが、そんな適当な理論で良いのか?実際のプロセスもそうなのかもしれないが、嘘を言ってるのか本当のことを言ってるのか分からない人物に翻弄されるというプロットと、その人物が事件の当事者ではなく母親であるという事実が全く噛み合ってないように思える。しかも、その"怪しさ"というのも敵側であるサラや校長が観客に植え付けるものであり、そもそもの土台も怪しいのだ(事実、スンナやアンデシュは性急な追い詰めに疑問を呈している)。途中からサラと校長が別々の方向から"苦しむエリサベットとアルマンを私が救ってあげなければ"という超絶上から目線でエリサベットの精神分析を始めて、全てがどうでもよくなってしまった。途中でコンテンポラリーダンスみたいなのを挟むのもあざとすぎる。白黒付けられない人物として描きながら白黒付けたようなラストも嫌いです。
3.5
2024年カンヌ、カメラドール受賞作品。

絵作り、カメラの動き方、音楽、オープニングクレジット、衣装が最高だった。

あと、主演のレナーテ・レインスヴェの演技力素晴らしい。
赤いタイルが貼られてるトイレって、北欧の小学校ってこんなにおしゃれなの?

途中の突然始まるコンテンポラリーダンスのようなところは、全くハマれるず、、。好きな人は好きなんだろうな。。狙いすぎのあざと演出だなと正直思ってしまった、、。

監督は、イングマール・ベルイマンのお孫さんらしい。ほう、、。今後注目したい監督。
毛玉
4.2
笑えないシリアスさと、思わず笑ってしまうユーモアの塩梅とそのテンポ感がとても好みでした。
さらに、僕の好きな女優さんの素晴らしい演技も楽しめたので、大満足です。

編集がとにかく小気味が良くて、北野武監督作品を思い出しました。静かなシーンから騒がしいシーンへの転換や、シリアスシーンを壊すように入り込んでくるちょっとバカバカしいユーモア、スクリーンを支配していると言っても良い主人公がとにかく魅力的だけどどこかミステリアス、と初期の北野武作品に近い要素が多かった気がします。
ミニマムだけど、深みのある作品に思いました。

本作の監督と主演のレナーテさんの次回作、どちらも楽しみになりました!