タイトルは昔から知っていたけど、初鑑賞。
もうひとつの「メリー・ポピンズ」みたいなお話でした。
メリー・ポピンズと違って、観光ビザでアメリカにやってきたドイツ人だし、太ったおばさんだけど…
想像していた内容と違っていたし、序盤は「これは名作と呼ばれるつまらない映画かな」と思っていたけど、何が良いのか説明できないけど、次第に物語に引き込まれていく。
主人公のドイツ人の太ったおばさんと、
ラスベガスに近い砂漠のど真ん中にあるカフェのビジネスっ気のない、いかにも下層階級の女
その不良の娘
ピアノ好きの男
その男の赤ちゃん
ブーメランを投げる男
入れ墨の彫り師の女
俳優で絵描きのおじいさん
たちのヒューマンドラマ。
アメリカ西部の砂漠地帯は私も行ったことあるけど、観光地じゃないただの砂漠でも、特に陽が沈むころは本当に美しい景色だったことを思い出しました。