昔の香港ジャッキー映画並みのおおらかで雑な展開(おそらく、こちらが元ネタ)。コミカルでチャーミングでダンディなJPのキャラとアクションだけで最後までもたせる。深夜の吹替版でたまたま見たら得した気分になるヤツ。
教習車ジャックのカーチェイス、犬とのしつこいベッドシーン、玄関じゃないところから入ってきてご挨拶(JPあるある・お約束)、採石場のワイヤーひゅ~ん(あるある)などが見所。
邦題から、もっとシリアスでハードボイルドな内容かと思っていたら、ノリの軽い「あぶない刑事」。原題は「悪徳警官」とか「ゴロツキ刑事」みたいなニュアンスだから、それならそれで渡哲也の「ゴキブリ刑事」みたいなゲスいタイトルの方がピンと来たのに。そういや、内容も似てたかも。って、ほとんど覚えてないんだけど。とにかく、いろんなもの派手に壊してたイメージよ。