尾上松也と及川ミッチーのハイブリッドみたいな生身のT-1000が、ツルンとしたお肌でエヘラエヘラ笑いながらどこまでも追いかけてくる様が可っ笑しくて可笑しくて(笑)。もう、全っ然、怖くないんだけど、とにかくスゲーの。
こいつら全員どこに向かってて、一体全体何者で、何がやりたいんだか一切教えてくれないまま暴走し続けてラスト30分になだれ込み、そこから一気に謎が明かされていく時の快感ったらない。
後から考えたら大概ザツいし、「何もアンタそこまで遠回りしなくても」って思っちゃうぐらい展開が回りくどいんだけど、そんな荒っぽさも込み込みで、豪快な遠心力に身を委ねるかのような心地良さ。
ふざけんなオイ!ってオマケまで含めて、この貴公子のバカさに惚れた。続編、バッチこい。