beachboss114さんの映画レビュー・感想・評価

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映画(716)
ドラマ(30)

007/ロシアより愛をこめて(1963年製作の映画)

5.0

日本のリアルタイム世代がベスト1と崇拝するのも納得。

何より、ショーン・コネリーは歴代ボンドの中でもスーツ姿が段違いに美しくてシルエットもカッコいい。リアルタイム世代が他のボンドを絶対に認めない理由
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007/ドクター・ノオ(1962年製作の映画)

4.0

タイトルバックの女体シルエットは、この頃まではまだ服を着ていました。つーか、この1作だけは。

一服盛られてて当然のコーヒーを素直に飲んじまったり(監禁先やで)、必死のパッチでスリッパで毒蜘蛛を叩き潰
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007/ダイ・アナザー・デイ(2002年製作の映画)

4.0

このシリーズ、タイトルに「ダイ」って多いよな? 特に最近は。もうすぐ公開される最新作もそうだし。

今回だけ、オープニング恒例のガン・バレルで、こっちに弾が飛んできたのには驚いた。つーか、笑った。
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007/ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999年製作の映画)

5.0

ブロスナン版になってから、悪役の情婦やヨメがボンドの元カノってパターン、多くないか?

んなことはさておき、ブロスナン版では一番のお気に入り。でした。改めて見直したら、後半は結構トホホだったかも。世評
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007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997年製作の映画)

4.0

印象操作が十八番のエンタメ業界が、メディアの情報操作を断罪するというブーメランな構図はさておき。

ブロスナン版になって段違いに変わったのは、脇役レギュラーたちに血が通い始めたのと、定番のエロエロ・タ
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007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)

4.0

正統派のハンサム登板。王道というか、あまりの無難さに、私ら一部のひねくれた観客には物足りなさが残る一方、万人受けするルックスで硬軟や甘辛のバランスが取れているから、キャラクターに関してはケチのつけよう>>続きを読む

007/消されたライセンス(1989年製作の映画)

4.0

どんだけサメ好きやねん。

悪党のステイタスか? 膝にネコ、肩にオウム、床下にサメ、みたいな。日本のヤクザに愛犬家が多いのと同じ? 庶民の夢が「プールつきの家」 なら、悪党の憧れは「いつかビッグに
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007/リビング・デイライツ(1987年製作の映画)

4.0

本来ならラスボスでも不思議はない濃縮悪人顔のボンド。個人的にはアリ。その方が緊張感あるし。

前任のドスケベと後任のイケメンの狭間で損をしているが、シリーズから外しても1本立ちできるレベルの正統派のス
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007/美しき獲物たち(1985年製作の映画)

4.0

世間的には評判悪いみたいけど、あれこれ盛りだくさんで結構面白かったぞ。確かに散漫でグダグダだったけど。

主題歌だって段違いにカッコいいし、悪党もインテリっぽい冷酷な変態キ●ガイって感じで、シリーズ歴
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007/オクトパシー(1983年製作の映画)

4.0

シリーズ中、ワーストに近い評判だけど、「テッド」で「オクトパシーは名作」って言ってたのを半信半疑で観てみたら、これが意外と悪くなかった。

確かに展開は安っぽいし、スケベさにだけは隙がなく、軽くて抜け
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007/ユア・アイズ・オンリー(1981年製作の映画)

4.0

前回で極まったバカ路線からの軌道修正を試みたら、原点回帰どころか、遡りすぎて普通の映画になっちゃった。こうなると、これまでのバカが恋しくなる。

そこで初めて気づく。我々が007に求めていたのは、秘密
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007/ムーンレイカー(1979年製作の映画)

4.0

アバンタイトルのパラシュートなしスカイダイビングは、構図もパーフェクトで圧巻。

ズッコケ宇宙空間のパチもんSFだけど、意外とこのシリーズとは親和性があったようで、結構盛り上がった。

宿敵ジョーズが
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007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)

4.0

良くも悪くも、シリーズの旨味だけを凝縮したベスト盤。

秘密兵器という意味では、最もワクワクして、少年の心で楽しめる逸品。

視点を変えれば「ジョーズ2部作」の始まりであり、地味な見方をすれば「ゴーゴ
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007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

3.0

個人的にはシリーズ中ワースト。主題歌と一部のボンドガール以外に魅力なし。

コネリー世代の年寄り信者たちがロジャー・ムーアを認めない理由も分かった。ロジャー・ムーア育ちの自分には違和感なかったが、今改
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007/黄金銃を持つ男(1974年製作の映画)

4.0

シリーズ中、最もツッコミ放題のケッ作。デキの良し悪しではなく、好き嫌いで判断すべき作品。退屈でままならない人生を楽しめるかどうか、人としての度量が試されるリトマス試験紙。

敢えて狙った確信犯ではなく
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ベテラン(2015年製作の映画)

5.0

ここ数年の韓国映画は、この手の刑事ドラマやスパイアクションなど「チームプレイもの」を作らせると抜群に上手いね。アクションのキレも笑いの塩梅も心得てるし、安心して観ていられる。

って調子に乗ってこんな
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スネーク・フライト(2006年製作の映画)

5.0

んなアホな傑作。

頭悪いなりの創意工夫でとことん楽しませてくれる。科学や常識を盾に論理的な批判をするのは不粋。みんなでワイワイ集まってビール片手にツッコミながら観るのが正しい鑑賞法。たまに空き缶やナ
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

5.0

大したヒネリはないけれど、真っ直ぐな展開に好感。

偽善臭のない「裸の大将」みたいな感じかな。泣かそうというあざとさがないのがいい。脇目をふらないひたむきさが自然と共感を呼ぶ作り。

主人公の道行きは
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第九軍団のワシ(2010年製作の映画)

4.0

話の運びが若干、雑だけど、シンプルでアツい友情モノ。

期待せずに流し見してると、いつの間にか見入ってしまうタイプの映画。

どーでもいい話だけど、鷲と鷹の違いってのが気になって調べてみたら、大きい方
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

5.0

Yahoo映画の評価が2.7だったから不安だったが、どっこい、ちゃんとした映画だったし、最後まで面白く退屈せずに観られました。

つくづく、Yahoo映画の採点は当てにならないと実感。時おり組織的な小
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

5.0

観始めたら止まらない。設定も展開も演技もアクションも見所満載。なでしこ七変化。

身も蓋もない言い方をすれば「シリアスおそ松くん」。だって、設定がコメディすれすれなんだもん。

予想通りのオチだけど、
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デイブレイカー(2009年製作の映画)

4.0

ヴァンパイアが支配する世の中。自分たちが増えすぎたもんだから人間が絶滅しかかってて食糧難、っていう設定がほとんどギャグなんだけど、そこを真面目に取り組んでます。

ところ構わず首筋に直接むしゃぶりつく
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

5.0

実によく練られた脚本。伏線回収も完璧。なぁんて、上から目線で言い切ってしまうと、後から誰かに矛盾を指摘されて「やーい」てなことになりそうで怖い。

かなり高度なレベルで練られているのは確かだが、穴があ
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アップグレード(2018年製作の映画)

4.0

設定はご都合科学で(誉めている)、95分という申し分のないコンパクト仕様(誉めている)、80~90年代に栄えたB級SFの馥郁たる香りに満ちていて、既視感たっぷりな展開は、どこか安心して見ていられる面白>>続きを読む

お!バカんす家族(2015年製作の映画)

4.0

何だ、ナショナル・ランプーンの「バケーション・シリーズ」のリメイクじゃねーか。と思ってたら、バカ息子世代にバトンタッチした続編だったのね。あの勘違い親父もオカンもちゃんとゲストで出てくるし。

家族へ
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

5.0

この映画に出てくるCIAのやってることはFラン大学の体育会のイニシエーションみたいだし、隠蔽の手口は東大出の官僚みたい。

似たような構図は日本の政治にもあるし、一般企業やメディアでも当たり前のように
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バイス(2018年製作の映画)

5.0

あちらのリベラルは権力に噛みつくにあたっても、洒落っ気があって手法が洗練されているから、見ていて楽しいや。

偽善と功名心と被害者意識と僻み根性で煽ってるだけで、ヒステリックにギャーギャー騒いで何でも
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

5.0

ジャーナリズムものは、作り手の偏った思想的信条や思い入れを過剰な劇伴を添えてケレン味たっぷりに描かれるより、この作品のように冷静さを保ちながら地味な描写を淡々と積み重ねてくれる方がリアリティがあるし、>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

5.0

ブリティッシュ“忖度”コメディ。古今東西、死体を囲んで右往左往する設定って、ハズレがないような気がする。

パッと思いつくだけでも「ハリーの災難」「パーマーの危機脱出」「ウェイクアップ・ネッド」「社葬
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

5.0

軽妙なケイパーものに重厚な社会派メッセージを忍ばせた傑作。それでいて、ほとんど重さを感じさせない辺りがソダーバーグのセンスの良さ。

例によって、必要以上には説明してくれないのが彼のスタイル。かなりの
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十七人の忍者(1963年製作の映画)

5.0

観る前は「17人って(笑)。そんな中途半端な数字、どこから引っ張り出してきたんだ? そもそもどうやって描き分けするんだよ」と小バカにしていたが、主眼はそこじゃないのよ。

個々にそれなりの見せ場と役
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刺さった男(2011年製作の映画)

5.0

何だ、この監督、真面目な話も撮れるんじゃん。つーか、何をちゃんとした映画撮ってんだよ。柄にもなく「イイ話」撮ってんじゃねーよ。魂、売ったか?

こんな絶妙な邦題だから、てっきりダウンタウンの「ごっつえ
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みんなのしあわせ(2000年製作の映画)

5.0

強欲ブラックコメディの快作。

喩えて言うなら「出口を片っ端から塞いで追い込んでいく脚本」。大金を手にしたはいいが、強欲な隣人たちがタッグを組んで立ちはだかることで、安アパートが脱出不可能なダンジョン
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シーラ号の謎(1973年製作の映画)

5.0

クリスティ的なフーダニットものの王道にして「いわくつきキャラ勢揃い系ミステリー」の佳作。

序盤は船上ゲームの「持って回った仕掛け」にイラッとさせられるけど、謎解きのゴールが巧みにすり替えられる展開や
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サイレント・パートナー(1978年製作の映画)

5.0

コン・ゲーム的な「出し抜く快感」が楽しめる佳作。70年代にはこういうクライム・サスペンスの小品や快作がそこここに埋もれているからタマラナイ。

銀行の警備や管理体制がザルなのはご愛敬。カタいこと言わな
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その男を逃すな(1951年製作の映画)

4.0

フィルム・ノワールにカテゴライズされているせいで、しまりのないB級サスペンスに感じられるが、「愛を知らない男が猜疑心で自滅する文芸佳作」と捉えれば、そんなに退屈はしない。

犯人はマザコンの抜け作で、
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