Netflixの『ヴォルーズ』で見かけた唇半開きのお姉ちゃんが気に入ったもんで鑑賞。
カンヌのパルムドールだし、アマプラ無料ってんで安心して予備知識なしで見てみたら、どエライ目に遭いましたわ。
中>>続きを読む
もはや、資料映像。往年の名コメディアンたちをアルバムで見て懐かしむためだけの。でも、それでいいんだよ、笑いの劣化や賞味期限切れを理由に責めるのは無粋。
役者任せな台本の手抜きは責めてもいいが、何を書>>続きを読む
食指が動かない地味なオッサン俳優陣で贈る、見ておかないと損する味な映画。
地上と地下、北から南、南から北への導線の交差という、NYの街の特性を活かしきった構成。サスペンスとしての本筋の面白さや落語み>>続きを読む
のっけからバカ。芸術の域に達したバカ。あーん、もう、バカバカバーカ。
公開時に見たはずなんだけど、ほとんど覚えてなかったので、この際だからと、吹替史に残る傑作との誉れ高いDAIGOのバージョンで。サ>>続きを読む
何これ、めちゃくちゃおもろいやん。特集上映なんてやってたんだ、全く知らんかった。しかも、終わってるし。
で、YouTubeで拾いました。日本語字幕なしだけど、この程度ならTOEIC最高595点の私で>>続きを読む
この脚本家のことを神格化してさえいなければ、十分に楽しめる。私はそこそこ楽しめた。
最後のテレビ黄金時代を体験した者としては、「何だか懐かしいもの見せられちゃったなぁ」って印象。風呂上がりに見終わっ>>続きを読む
ルビッチやワイルダー、チャップリンやルノワールへのオマージュ、レトロなファッションと色彩など、映画好きが肩の力を抜いて楽しみながら作ったのが伝わってくる小洒落た佳作。
コメディとしては生ぬるいし、本>>続きを読む
これ、かなり昔、パート3が製作される前(そもそも製作されるかどうかも定かではなくて、スタローンが出るとか噂されてた頃)、パート1と2を時系列に並べかえて「ゴッドファーザー・サガ」ってタイトルで、テレビ>>続きを読む
てっきりジュディ・デンチかと思ってたらアネット・ベニングだったでござる。
ストーリーは何を今更な王道スポ根。どストレートに胸アツで泣かされるんだけど、それ以上に、おばちゃん二人の晒け出しっぷりに圧倒>>続きを読む
何か違う。けど、しっかり盛り上がったから良しとするか。
知ってか知らずか、今回は思いっきり中村主水や越後のちりめん問屋に寄せてきた。ならず者たちの村人イジメとか、まんま、どこぞの宿場町。終始どことな>>続きを読む
前作同様、既視感ある定番の設定だが、段違いに洗練された続編。ここまでくれば、出来より好き嫌いだけで評価しても許される。
さすがに前回あれだけ散らかしたせいでホームセンターはクビになったか、今回はUb>>続きを読む
ホームセンター仕置人。なるほど、クライマックスから逆算してのその勤務か。
ホッパーの絵画「ナイトホークス」を意識したダイナーでの文学談義といい、過不足ない格闘シーンといい、実に折り目正しい処刑屋もの>>続きを読む
編集に高度な喜劇的センスが感じられる「無責任ドミノ」。
不正議員が悪いのはもちろん、そんなヤツらに投票し続ける住民もクソ。住んでる地域の民度の問題。さもしくて、いやしくて、いじましい。
そもそも、>>続きを読む
前半クソ笑ろたものの、後半の失速と力技で若干の減点。
とはいえ、円く収めたし、「カサブランカ」なエンディングも後味さわやかで良い感じ。
全方位に忖度のない尖った笑いはリッキー・ジャーヴェイスならで>>続きを読む
若いのから大御所まで、お気に入りおフランス女優のフルコースに惹かれて何となく見始めたら、緩急自在な冒頭から一気に引き込まれた。
洒落っ気たっぷりのコミカルな怪盗アクションで、70年代シネマの刹那的な>>続きを読む
喜べ、昭和のオッサンどもよ、ひっさびさのごちそうだ。一言で言えば「どランボー」。
原始的衝動だけで作られたような映画。よく言えば純粋活劇。もう、清っ々しいくらいメッセージがない。その分、下手な言い訳>>続きを読む
スタンダップ・コメディをそのまま映画に移し替えただけの「オッサンあるある」。
ポリコレにがんじがらめにされ、日に日に生きづらく息苦しくなっていく世界に対するX世代の魂の叫び。要は、愚痴。言いたいこと>>続きを読む
トホホなスピンオフから逆算で鑑賞。毒を食らわば皿まで。オシッコ飲んだらウンコまで。さんざん悪評を聞かされていただけに、別の意味で期待度マックスで参戦。
そしたら、言うほど悪くはなかった小栗ルパン。む>>続きを読む
いろんな意味で「よせばいいのに」って映画。「ごっこ」する阿呆に見る阿呆。生まれる前から、そこここで餌食にされることを運命づけられた悲劇の作品。
冒頭の山梨ハイジ村の決闘から、観客の心をタコづかみ。ヌ>>続きを読む
ウィット、洒落っ気、センス、チームプレイ。本来、『スパイ大作戦(ミッション・インポッシブル)』はこうあるべき。
そこはやはり、映画の本質を細胞レベルで「分かっている」ガイ・リッチーの職人技が光る。>>続きを読む
テキトーなグラフィティ(落書き)がいつの間にかマスターピースへと織り上がっていく様子が見どころでありサプライズでもある。
テイストは、しつこくない三谷幸喜。これ見よがしじゃなく、作り手がドヤ顔してな>>続きを読む
独り善がりに陥らない作家性が魅力。雰囲気やファッションや感性だけに終始する、鼻持ちならないアート映画とは一線を画している。
劇場公開時は中3だったが、ルーカスやスピルバーグ系のハリウッド商業主義映画>>続きを読む
ちょっとした「?」を重ねながら引っ張っていく語り口がお見事で、小出し小出しに明かされていく「!」が心地いい。
そして、何を演らせてもカッコいいブランシェット姐さん(いや、今回はブランシェット母ちゃん>>続きを読む
超有名「子ども番組」が生まれる背景にあった当時の社会情勢やクリエイターたちの問題意識。それらがモノづくりに注ぐ情熱と一体になって、番組名へと集約されていく。あのタイトルにそこまで深い意味があったとは。>>続きを読む
魔法使いが出てくる辺りまでは笑えたが、残り1時間45分ぐらいのダラダラが残念。
とはいえ、大して腹も立てずに何となく最後まで見ていられたのは、いろんな意味での美女を揃えていたおかげか。楽しそうな真矢>>続きを読む
ロードムービーでノスタルジー系で疑似親子モノという、個人的好みが三拍子揃っていることもあって、お気に入りの一本。
小生意気で弁の立つ子役ってどことなく可笑しくて、大の大人がやり込められる様が痛快だか>>続きを読む
冒頭5分の暑苦しいベタっぷりに閉口したものの、慣れれば入り込んでしまって、前半、ところどころ爆笑の名場面あり。特にお気に入りは、学校の屋上から飛来するシーンと「警察の電話番号知ってるよ」。吉岡里帆のキ>>続きを読む
素人の分際でおこがましいことこの上ないのですが、史上最強のコメディと言っていいんじゃないでしょうか。
随所に巧みに仕掛けられた小ネタや伏線の数々は、見返すたびに新たな発見があるほどの密度とハイセンス>>続きを読む
小学5年生の娘の夏休みの宿題が「SDGsのレポート」で、しかも担当がよりによって16番「平和と公正をすべての人に」だったもんで、いちいち説明めんどくさいから、この映画を見せといた。紛争、難民、子どもの>>続きを読む
笑いとは、つまるところ「意表」と「キレ味」。
ベタであろうがC級であろうが、ウケようがスベろうが気にせず、めげず、思い付いたら次から次へと技を繰り出して、テンポよく切り上げれば、そこそこ笑えることを>>続きを読む
とりあえず、タイトルだけで元は取れた。逆に言えば、タイトル以上の笑いを求めてはいけない。
ハラワタ煮えくり返るぐらいベタが過ぎるんだけど、たまに根負けして笑ってしまうのが悔しい。
「雨だれ石を穿つ>>続きを読む
おバカ映画を期待してたのに、途中からダラダラ辛気くさいだけのお説教映画に
なったでござる。言いたいことは分かるけど、何もわざわざ、このフォーマットでやらなくても。
堅物の学級委員長が、クラスの人気者>>続きを読む
今どき流行りの「量子コンピューター」と「世界の名所で大騒ぎ」。陸海空、雪、砂、市街地、一通りブッ込んでセオリー踏襲。
一見、説明不足に思えるが、整合性は取れていて、細部にまで目配せがきいている脚本。>>続きを読む
「サイキック」以外の予備知識をシャットアウトして臨んだら、結構楽しめた。
劇伴なし、こけ脅しなしのショック演出がジワジワ背筋にくる。
でもこれ、50代以上は元ネタちょんバレだろう。オマージュとかイ>>続きを読む
3DCGのクレしんは確かに新鮮。でも、そんなの求めてない。
アクション・シーンも凝ってて迫力。でも、そんなの求めてない。
バカ度が足りない。つーか、ない。そこ一番求めてたとこ。
饒舌なラストと過>>続きを読む
冒頭のアバンタイトルで独特の「ノリ」が掴めなかったら、やめといた方がいい。個人的には大好きなユルさ。
一言で言えば「アラビアン・ウエスタン」。ウエスタンというよりは、ケイパーもののギャング映画なんだ>>続きを読む