リース・ウィザースプーンがおらんやないかい！ ぐらいにはオリジナルキャストの豪華さを反芻してしみじみしましたけど、マイケル・ジャクソンのアルバム(って今もこの名詞は生きているんですか)の最初のシングルカット、ポール・マッカートニーとのデュエット曲でね。
ポールあんたそれスティービー・ワンダーとの「エボニー＆アイボリー」(1982)の二番煎じですやん。ってわりとみんなが思った記憶が濃く、それはそれとしてアルバム中では「今夜はビート・イット」こそがベストトラックだろ、と当時は言われていたのでシングルカット第3弾だったエドワード・ヴァン・ヘイレンのギターソロが輝くあの曲出たときがピーク。
……って反応だったんですよ。マジで。
ところが「ミュージックビデオ」って概念の発明と共に現れた「スリラー」にはさすがに世の中が吃驚して云々、加齢による思い出語りがはかどる小品でした。再生時間が14分って出るのがまた良いよね(＝MJオリジナルと同じ)。
