シミステツ

ダイ・ハード2のシミステツのネタバレレビュー・内容・結末

ダイ・ハード2(1990年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

今度は空港が舞台!ダレス国際空港。
今回の敵は誰かというところ。逮捕される麻薬王を匿うため?スチュアート大佐が関与している?
マクレーンは武装テロリストに遭遇し空港の封鎖を要求するも空港警察のロレンゾと対立。年末のクリスマスで一番忙しい時期に空港の封鎖などできない、出ていけと言われてしまう。
そこで死体の指紋を検証してもらうマクレーン。いまだにパウエルと仲良いのほっこりするな。国防総省の記録では2年前に死んでいるオズワルド・コクラン曹長だと判明。
チーフ管制官のトルドーにコソ泥ではなくプロの傭兵による仕業で麻薬王がやって来るのと関連していると言うものの、彼らの的を射ない。そんな折、誘導灯が消されて上空の飛行機は着陸できなくなる。
スチュアート大佐によるC747手配の要求。航空機不時着による事故も発生。空港内はパニックに。マクレーンの妻の乗る航空機も燃料が尽きるまで時間がない。
グランド少佐もスチュアート大佐の仲間だったっていう裏切りはびっくりしたな。
エスペランザ将軍の乗る飛行機にヘリから乗り込むの無茶すぎてマジこれはダイ・ハード。最後マクレーンが闘いの末に燃油口をこじ開けてジッポーで火を付けて火柱が走り引火、飛行機が爆破されるシーン、からのそれが誘導灯代わりとなり妻の乗る航空機が着陸できるっていう流れ、最高のアイデアだと思う。ラストここの部分だけでもこの映画に拍手喝采。ダイ・ハード2の象徴的シーンが一気に集約された感じ。

2の方が複雑かつしっかりしてる分、ダイ・ハード的な粗野感、素人が無茶している感があまりなかったのが少し物足りないところ。ラストシーンが良かった分、前半中盤に象徴的なシーンや警官の人柄の描写や伏線回収があるともっと良かった。