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芸者ワルツ
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『芸者ワルツ』に投稿された感想・評価

3.0
〖1950年代映画:歌謡映画:小説実写映画化:新東宝:新東宝歌謡映画シリーズ〗
1952年製作で、大林清の小説を実写映画化で、元伯爵の令嬢から花柳界へ身を沈めた薄幸の女性の姿を描いた歌謡映画らしい⁉️

2025年357本目
歌謡メロドラマ。元公爵高田稔の長女相馬千恵子は、傾いた家を支えるために内緒で芸者をしている。その相馬と恋に落ちるカタブツ実業家が龍崎一郎で、彼の父柳家金語楼は、相馬が幼い頃公爵家に出入りしていた車夫であった。
このメインのお話は、ただただ湿っぽくさっぱり面白くない。笠原良三の脚本も渡辺邦男の演出もやっつけ仕事と言って良く、神楽坂はん子・上野千鶴子・旭輝子・藤京子ら仲良し芸者たちが見せる軽いおふざけパートが、僅かに救いであろうか。賑やかなこっちを中心にした喜劇映画なら良かったのに。
龍崎の親友役の田崎潤はいつもの調子というより、ガサツが度を過ぎて不快であった。
所謂、歌謡映画全盛期の中の一作。
映画会社を含め、殆ど故がつく作品ですが、まぁまぁ楽しめます。

歌謡映画の定義は様々ですが、私的には、ヒット曲を映画化したものだと思っています。そうすると、昭和11年の東京ラプソディが元祖と思われます。

良家の令嬢が花柳界に身を窶し、懸命に生きる、という歌詞をベースにしていますが、コメディ要素も織り混ぜて、かなりオリジナル脚本に仕上がっています。

ただ、映画全体を俯瞰すると、ストーリーのバランスは、あまりよろしくありません。特に花柳界を描けていないのが致命的。料亭でのドタバタと芸者同士の雑談くらいで、花柳界ならではの苦労とか、良家から花柳界に移ったプロセスや心情、キャラクター設定などが殆どされておらず、台詞に依存しています。トーキー黎明期の作品ですから仕方ないのかも知れません。映画ではなく、舞台劇を見ている気分です。

私なら84分の尺でこのストーリーを配分するなら、メインを花柳界にして、良家の部分は挿話や立ち振舞い、口調などで表現させるでしょう。台詞ももう少し削るかな。

まぁ動く神楽坂はん子が見れる貴重な作品ですし、それだけで善しとしましょう。