自分はこの出来事があった事を知らない。
父親に聞いたら覚えてはいたが、当時日本にではそこまで大々的にニュースは取り上げられてなかったそう。
放送を統括する管理室で物語のほとんどが構成されてるため、ある意味ワンシチュエーション的な作品。でもそれがより我々の感覚を研ぎ澄まさせ、管理室にいる彼らと同じような体験させるテクニックが仕組まれていた。低予算ながらもアイデア勝ち、そんな映画。
緊張感を保ちつつ、視覚的に見えない情報をバトンを繋ぐように信じ、公に放送していく重大さと責任感。
正直、予告編で感じた緊張感と展開ほどの動きはなかったが、十分楽しめた一作だった。