このレビューはネタバレを含みます
号外/
第一章の終わり・・
部屋で大音量で受験勉強をしようとする鮎川まどか
集中できずに椅子からおもむろに立つ
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身が入らずベッドに足を組み寝転ぶ
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そもそも大音量で『勉強』をしようとしてる事自体おかしいのにいまさらスイッチを切る
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電話機を取り出し気になる春日恭介に電話しようとするも「なにやってんだ!」とばかりにガチャ切り
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諦めきれずにもう一回受話器を挙げるが本心を出せない恥ずかしさの迷走で受話器を置く・・
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パンする鮎川まどかの表情
・・【やりきれない悲しみ】
第二章始まり
春日恭介宅の自室ベッド下にエロ本を発見
鮎川宅で檜山ひかると編み物をしてる最中ひかるが編み棒を鮎川の部屋に取りに行ったところ恭介の写真立てが目に入りその写真を愛撫するも鮎川への嫉妬で握り拳をしめる
【人間】であることを「強調」したこの映画に対するいままでのファンの批判が大きいらしいが
作中内に同業タッチの映画を仕込み
『皆仲良くしようね』
な
『クリシェ』
を
【偽善】
と言わんとしてる
その作風は
毎週毎週漫画アニメでその関係をモヤモヤして見ていた制作サイド内部一部のひかる恭介鮎川三角関係アンチ
の
「内乱」
と
「一揆」
のように思えた
つまり・・
『毎週毎週』のための
【ダラダラ】ではなく
「一話完結の映画」、でもそうなっちゃうと
少年ジャンプも日本テレビも続かないわな・・(笑)
【エゴイスティック】に鮎川も恭介も『二人』を謳歌し
その【エゴイスティックの犠牲】になったひかるも
最期その【悲しみ】により一皮向け舞台で成功し
最期の最期鮎川恭介に向かって
【バッ〜〜んッ!!】
ただひかるちゃんの成功はどっちかと言えば鮎川恭介の『恋愛』が観たかったこの映画の製作陣の取手付けた【慰め】にしか思えなかったけどな・・
だから批判が多かったのかもしれない
2020年10月6日
まつもと泉先生は永い永い闘病の末逝去されました。。。
“鮎川まどか”はアニメ界の女性キャラクターの中でも“最強で唯我なアイコン”であると思われます・・・
このキャラクターを創られたまつもと先生のご冥福をお祈りいたします。