ギリシャ・アカデミー賞で2部門にノミネートされたコメディ。監督はTVシリーズを中心に活躍してきたアンドレアス・モルフォニオス。

悪くはないが展開に甘さがあり全肯定はできない。正反対の兄弟が反発し合いながら絆を深めていく様を描いたヒューマンコメディ。

致命的なのはやはり肝心の兄弟の確執が割とあっさり解消されてしまうところ。なんとなく兄が弟を許してしまい、そこにあまり理由がない。これではカタルシスが生じようがない。

叙情的な音楽の多用も気になるあたり。TVドラマならこれでいいと思うが映画では説明過多といわざるを得ない。

しかしながら暖かな演者の演技もあり心暖まるヒューマンドラマに仕上がっている。全然悪くない。兄弟のいざこざがなんとなく解消されていってしまう展開は甘すぎると思うが、まぁこんなもんかなという印象。

• #EUフィルムデーズ2024

🇪🇺 EUフィルムデーズ2024、2連ちゃんの1本目はギリシャ映画、ほぼほぼ題名だけで鑑賞。レゲエはかからないけど、ギリシャ音楽が気持ち良い。
父から継いだタクシー運転手の兄と、人気テレビ司会者の弟が、母の葬儀で久しぶりに会う。
ルックス、社会的地位、家庭・経済環境が全く違うふたり。

ギリシャ版『ノッキン・オン・ヘブンス・ドア』か。犯罪はしないけど。







僕にとっての🏖ジャマイカ　を目指して。

あと、今日観た2本とも女性の尻に惹かれる話があって、EUは尻なのか。

• #EUフィルムデーズ

EUフィルムデーズにて。

とても見易い兄弟ドラマ。兄は借金抱え日々の生活に必死、弟はテレビの人気司会者でタレント、優雅な生活。そんな対照的な人生を送っている二人が母の葬儀で再会し、再び兄弟仲が復活…！？という話。

なぜジャマイカなのか。子供時代の兄弟の約束があった。他愛のない子供の会話も人生が終わりに近づくと響いてくる。

8割ぐらいは軽めのコメディだったが、金にも女性にも不自由せず優雅な人生謳歌しているような弟ティモスに変化が訪れてからの兄弟愛はベタながら良かった。

特段珍しい話ではないけど、兄弟愛をユーモア交えて見易く仕上げた映画だった。
しんみりしすぎないのも良い。

• #難病+障がい+疾患関連映画_みむさん