極力情報を入れずに行ってきた。ネタバレはしませんが、抽象的にコンセプトは書いてしまいます
50代おっさん的にはいきなりのナレーション、BGM、構図に感動して笑い泣き状態に。
ある種の歴史改変SFであるが、ディックの『高い城の男』などは史実があっての改変なんだけどもガンダムともなるとフィクション自体が史実化しており立派に歴史改変が成立するのだ
安彦キャラに鶴巻キャラが混在したりして異なるバースが同じ空間にある不思議な感じ。百式という漢字も当時はびっくりしたけど、今作では警察の文字とか舞台は日本系。
絵は圧倒的にすごいね、おっさんにはCG部分と手書き部分の区別がつかなかった。全般的に暗めの逆光が多く、キラキラした場面が一層際立つ。
ファーストでは戦争は政治の延長であった、その後Zとか逆シャアでは戦争は私の世界の中に侵入してくるものだった。今作ではある種のまったり感がある戦後世界だ。フランス革命が終わり、間抜けな皇帝=ナポレオン三世の時代のようなまったり感。ジオン公国のような帝国はすでになく、セルフパロディのような帝国風が残る。そこでは戦争よりも遊びだ。野生化するモビルスーツ、、、
今後もとても楽しみだ、どのようなおっさんを喜ばせてくれるだろうか
シン・ガンダム！
