ラブストーリーの王道、ニコラス・スパークス。
今作のテーマは『ひと夏の恋』であり、ベタな感じに描かれてる…と思ったら、家族愛あり音楽ありと、とにかくいろんな要素を詰め込んでいる。
演技はみんな素晴らしく、特に弟くんの迫真の演技には、たくさん泣かされた。
ただそんな盛りだくさんの内容が100分ほどの中に詰め込まれているため、話の展開が非常に早く、ついていけないところやリアリティに欠けてしまうところが残念であった。
さらに言うと、主役の2人、マイリー・サイラスとリアム・ヘムズワースにあまり魅力を感じなかった。
「ウォーク・トゥー・リメンバー」や「ロンゲスト・ライド」をはじめとして、名作の多いニコラス・スパークスのラブストーリーだが、その中では少し低い点数となってしまった。