「コヴェナント」において、主役のジェイク・ギレンホールを食う演技で、ものすごい存在感を発揮したダール・サリムが主演ということで楽しみにしていた。
あまりにも違う役すぎて、笑ってしまった。
今作ではだたのクズ男…
あの屈強な役とのギャップが、名優たる証なのであろうか。
ストーリーは二転三転するサスペンスであるが、観ている側が騙されるのではなく、追い詰められた人間が狂気の中でする行動に恐怖を感じるスリラー要素が強い。
だいぶ設定に無理があったり、そんなに上手くいくかよとツッコミどころも満載であるが、まあ程よい緊張感とスリルで最後まで飽きずに楽しめた。
嫌いな人は嫌いなんだろうなあ…