気にはなっていたが、そこまで興味をそそられるものではなく、結局劇場鑑賞は叶わなかった。
Amazon primeにて。
これはもはや、子供向きではない。
子供の時にアニメにハマった世代が、大人になった今、色々な謎を答え合わせ的に楽しめる作品かな。
なぜ親父は目玉なのか。
そしてなぜ鬼太郎は人間を助けるのか。
そのストーリーが重厚に描かれており、そこまで鬼太郎を知らない自分でも、最後まで見入ってしまう感動作であった。
舞台は「犬神家」や「金田一」などにも描かれていそうなよくある感じだが、水木と親父の出会い、2人の友情、そして現在につながる伏線など良い脚本によって見事に調和している。
漫画やアニメに感じる、どこかもの悲しい感じも、ここから来ているんだなと、納得のエピソードゼロである。