理事長

ザ・ロックの理事長のレビュー・感想・評価

ザ・ロック(1996年製作の映画)
4.0
✒️あらすじ
VXガス搭載のミサイルを盗み、アルカトラズ島に立て籠もったハメル准将とその部下たちは、観光客81人とサンフランシスコ全土を人質に取り1億ドルの身代金を要求。FBI科学兵器処理班のグッドスピードは、アンダーソン隊長率いる特殊部隊と共に作戦参加を命じられた。彼らを島の内部に案内するのは、かつてアルカトラズ刑務所から、唯一人脱獄したことのある元英国諜報部員メイソンだった…


✒️感想
90年代のアクション映画の完成形と言われている作品らしい。
でもほんとにすごい作品だった。

90年代のアクション映画も2000~10年代と違ってアクションに振り切ってると言いましょうか😅
恋愛要素とか色んな要素を控えめにしておいて、ただただアクションのストーリーに関する必要なシーンを丁寧にかつ、ドーンと派手に。という個人的にイメージが1個あって、ほんな雰囲気も凄く大好き。
その90年代の集大成をドーンを見せつけられたかなような感じです。

映画を代表する名優ショーン・コネリーとアクション全盛期を迎えたニコラス・ケイジとの共演なんですが、ショーン・コネリーの渋さがマジでいい。

ショーン・コネリー演じるキャラクターも脱獄者が1人もいないと言われている刑務所からたった1人脱獄した人ってだけでかなりインパクトあるし、それで惹き込まれる。

そしてこの映画の1番のポイントはエド・ハリス演じる海兵隊准将。
この男が政府、国防省に復讐を狙ってるんですが、この動機がまた悲しい。正しくもあるし、同情もできる。その上、「これはテロリズムではない。これは正義だ」という信念を強く持っていて、犯人に感情移入できるのが
本当にポイントだと思う。

設定もいいし、アクションも良い。
あぁ完成形だ...って感じの作品です笑

✒️作品情報
『ザ・ロック』は、1996年のアメリカ映画。
“ザ・ロック”ことアルカトラズ島を占拠したアメリカ海兵隊の英雄率いるテロリストと、制圧する特殊部隊との攻防を描いた作品。
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