半変人のお調子者

猿の惑星・征服の半変人のお調子者のレビュー・感想・評価

猿の惑星・征服(1972年製作の映画)
3.7
これまで以上に人間の醜さに磨きがかかっていて本当に憎い。
そうやって猿を虐げている行為が、猿の反発を強めて、猿の惑星へとなる道を作っていると何故分からないのか…
ただ、平和主義者だったあの2人の息子であるシーザーが暴力を煽動する様は観てみて虚しい気持ちになる。ラスト、リサの"言葉"で目が覚めて、人間への憎しみを捨てたシーザーだけど、人間からの憎しみは無くなりそうもない…
この暴力の連鎖を断ち切らないといずれ『続・猿の惑星』のような事になるけど、次でどんな決着がつくのか…

シーザーが急にテレパシー能力使いだすのには笑った。

映画評価基準

この映画が好きか 7
没入感 7
脚本 7
演出 7
映像 8
キャスト 9
音楽 7
余韻 8
おすすめ度 7
何度も観たくなるか 7

計74点