はろ

イノセンス 4Kリマスター版のはろのレビュー・感想・評価

4.8
立川シネマシティ極音上映にて。
公開当時2004年以来21年ぶり。
当時高校生で劇パト1は好きだったので押井守監督のアニメが田舎の映画館でもやる!ということで前作あるとか知らず見に行った。おぼろげな記憶で難しい話だったなぁとしか覚えていない。なんか眠くなりそうな話だったようなと思いつつ見に行ったら…めちゃくちゃ面白くて名作だった!今回はハシゴしてたのでGISも直前に見てたし漫画版も読んでたのでかなり理解出来た。確かに哲学的部分は多いけどアクションもそれなりテーマも凄い芯が通ってた。攻殻の世界観とGIS見てないとってとこはあるけど面白かった。前作がサイバーパンクなら今回はSFバディ刑事ハリウッド映画みたいな雰囲気。前作のお話は素子に感情移入出来てないと人形使いと同化したからなんなんだ…?って感じだけど今回は人間と人形と子供というわかりやすいテーマになってた。気になったというか気になりすぎたのがセリフ内に出てくる聖書とか名著の引用。しすぎ!~ってか?みたいの多すぎ!知的なカッコ良さ通り越して面白くなってくる。漫画だと欄外に引用元書けるけど映画は違うからなぁ。
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