岩井俊二監督の作品で、同姓同名の藤井樹(ふじいいつき)を巡って始まる不思議な手紙のやり取りの話です。中山美穂さんが一人二役してました。キスシーンはドキドキしてしまいました。
回想シーンを挟みながら進みますが、学生時代は甘酸っぱいですね。理想の青春ってこんな感じかも。
ラブレターの意味は最後の最後でわかりました。本のタイトルは『失われた時を求めて 第7篇 見出だされた時』まさにその通りの奇跡でした。
ただ、山に向かって叫ぶシーンで、セリフはあれでいいのか疑問があります。
手紙に揃えているんでしょうが、もっと他に言いたいことなかったのかなと思ってしまいました。でもきっとこれで吹っ切れたんでしょうね。景色はとても綺麗でした。た。
また、中山美穂演じる藤井樹が、1時間も待てないほどの急患のようには見えませんでしたが、おじいちゃんが頑張ってるのですごく応援して見てました。おじいちゃんとってもいい人です。
中山美穂さんの急逝は残念でなりません。