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幸せへのキセキの理事長のレビュー・感想・評価

幸せへのキセキ(2011年製作の映画)
3.8
✒️あらすじ
半年前に愛する妻を失ったベンジャミンは仕事を辞め、悲しみの渦中にいる14歳の息子と7歳の娘と共に郊外へ引っ越す。そこは閉鎖中の動物園で、敷地内には動物が暮らしていた。ベンジャミンは動物園の再建を決意するも、資金難が発生するなど悪戦苦闘の日々が続く。しかし飼育員や地域の人々に支えられ、少しずつ再建は進んでいき…


✒️感想
めちゃくちゃ深い映画でした🤔
「20秒だけ勇気を持て」
凄く大事だよねこの考え。

ストーリーはシンプルな家族と動物園、いわばその両方の「冒険&奮闘記」なんだけど、想いは言葉や行動がないと伝わらないんだよということが、凄く伝わってくる作品です。

それに、妻(母)を亡くして間もないのと、息子が凄い荒れてるという家族の問題が凄く重々しい雰囲気の中、その問題にスカヨハやエル・ファニングが演じるキャラクターが必要以上に干渉してこないのが凄く作品の中で大事な気がして、その人間関係のバランスを丁寧に描いているような気がしました。

その微妙なところをコントロールしながらの存在感を醸し出すのはスカヨハの上手さだと思う!
あと娘役を演じるマギーちゃんの存在感が凄いです。この子のキャラクターは愛おしい。抱き締めたくなりますね🥰


先程も描きましたが、家族の問題について、象徴的なシーンなのが、マット・デイモン演じる父と息子のぶつかり合い。
これは男の親子なら結構あるような事だと思うんだけど、喧嘩をしてその時に距離が異常に縮まる時があるんですよね😅😅😅
それが分かりやすい笑
まぁ喧嘩した後何年も話さないとか、そっちのケースもあるけど笑

男の子も女の子も両方とも育児の大変さがあって、それも種類が違う。
私はまだまだ育児を経験した訳では無いので、どう違うのか自分で体験した時にどう考えるか興味が湧いてきます😅
実際どちらの方が大変なんだろう🤔🤔🤔


✒️作品情報
『幸せへのキセキ』は、2011年のアメリカ合衆国のヒューマン・ドラマ映画。
原作はイギリスのコラムニストであるベンジャミン・ミーの実体験を記した2008年の回顧録。
閉鎖した動物園付きの家を買った主人公と2人の子どもたちが、愛する人の死から立ち直り、感動の奇跡を起こすまでを紡ぐヒューマン・ドラマ。
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