MA - Cry of Silence(原題)を配信している動画配信サービス

『MA - Cry of Silence(原題)』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

MA - Cry of Silence(原題)
動画配信は2025年8月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

MA - Cry of Silence(原題)が配信されているサービス一覧

『MA - Cry of Silence(原題)』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

MA - Cry of Silence(原題)が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM
TSUTAYA DISCAS

『MA - Cry of Silence(原題)』に投稿された感想・評価

KT77
-
ミャンマー映画はなかなか観ることができないので鑑賞。

立場の弱い女性たちが工場での給料の未払いを解消すべく、団結し命懸けで立ち向かう。手応えがないかもしれない。でも、自分たちはここにいると示すかのように、雨の日も毎日ひたすら声を上げ続ける。

工場長はじめ、使用者側の顔が全く見えてこない。賃金の未払いに対する抗議だが、体制だったり顔が見えない巨大な何かと戦っていることを示唆しているのか。例え同じ結果であっても、座して死を待つか戦うか。

ラストは衝撃的、残るは沈黙のみ。重すぎる。
でも、地球上にまだこんな世界があるのもまた事実。
2025-80
Rin
-
ミャンマー、縫製工場における出稼ぎ労働者の闘い──第21回大阪アジアン映画祭特別注視部門。軍事クーデターから3年後のミャンマーで、縫製工場で働く女性たちの苦境を描く。軍によって地方の村が焼き払われた結果、若者は都市部に出稼ぎに出ざるを得ない状況にあるとのこと。工場における給料の未払や性加害、狭い集合住宅での寮生活など、丁寧に要素が拾われている印象だが、ドキュメンタリーではなくフィクションである必要性がそこまで感じ取れなかった。確かに、寮費と仕送りの出費で薄給のほとんどが消えてしまう女性労働者が工場の中で副業的に売春をしているシーンなどはドキュメンタリーのカメラが捉えきれない領域であり、フィクションであることの優位性が発揮されているところもある。ドキュメンタリーではストライキとその失敗という形で絶望を描くこともできないだろう。だが、王兵(ワン・ビン)の「青春」三部作を観てしまっていると、どうしてもフィクションで描くことの限界を感じてしまう。
ヨーテボリ映画祭にて。

ミャンマーの女性たちの命懸けの抗議。
2012年にミャンマーで実際に起きた女性主導の工場抗議活動に着想を得たフィクション。

軍と政府が反乱弾圧で田舎を焼き払うなか、都会の繊維工場にやってきた主人公ミテットだが、理不尽な体罰や給与未払いが続き…

団結して立ち向かえば強いが、相手はさらに暴力的になるだけで何の解決にもならないのがつらい。

搾取する側などの悪役的なキャラクターはほとんど顔が見えない。おそらく意図的にそうしてるのだと思う。あくまで女性たちの女性たちの姿を写す。身を守るために妥協するもの裏切る者も出るわ、どんどん恐怖感が増幅するわで、衝撃的な結末を迎えて言葉が出ない。

今も似たような状況は続いているそう。しかもこの映画は2021年2月にまさにクーデターで軍が政権を握り市民が不安と残酷な弾圧にさらされている時に現地で撮影されたらしい。
さらに情報検索してみたら、監督いわく、スタッフのうち2人はその後抗議活動や暴動で殺害され、3人目は逮捕されて消息が不明、完成した映像は軍当局による検閲を避けるため、フランス大使館の外交文書に入れてフランスに送られ編集された、とのこと。

製作も命懸け。