影なき淫獣のmrhsのレビュー・感想・評価

ティナ・オーモン目当てでgeoの宅配レンタルにて鑑賞。しかしティナ・オーモン、主役じゃない。

マリオ・バーヴァが60年代の初頭にやってたことと大枠が変わってなくて、しかもバーヴァ的な上手さはなし…。

卓越したスリル≒演出は不在で、ただ単に起きてることの羅列で上映時間が過ぎてゆき、話も演出も説明的かつ雑すぎるが、最後の方の大仰な立ち回りは、まあまあ面白くはある。

しかしフェリーニとかガレルの映画と同時期にこういう平均的なジャッロ映画に出ていたティナ・オーモンの心中とは…。