瀬口航平

アレクセイと泉の瀬口航平のネタバレレビュー・内容・結末

アレクセイと泉(2002年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

坂本龍一さんの音楽が秀逸。すごく惹き込まれる。

アレクセイの身体がすごい。。ここまで野性味のある、動物的な身体をした人間って、あまり見たことないかも。野性味とか書いちゃうと、色気とか男性的とか毛がボーボーとかなんかそういうの連想させちゃう気がするんだけど、全然そうじゃない。周囲の自然や動物と限りなく調和した身体って感じ。すごく本能的で繊細。人間の身体をした動物。
アレクセイ以外の人たちも、地に足のついた、とても調和の取れた身体してた。
欧米の人たちって、身体の意識が上に行きがちで、下半身スカスカだったりするんだけど、この人たちは違う。人間社会で生きている社会的身体ではなく、自然の中で生きている生物としての身体を持ってる。
都会の中で生きながらあんな身体で生きたい。

泉を汲むときにバケツ2つ棒の左右に載せて揺らしながら運ぶあの動き、めちゃめちゃ体幹鍛えられそうって思った。身体の軸をしっかり作ってくれそう。

泉は不思議。
瀬口航平

瀬口航平