19世紀ポルトガル文学を代表する小説家カミーロ・カステロ・ブランコ。葛藤と苦悩の末、拳銃自殺を遂げるに至ったその最期の日々を、手紙や新聞記事、調書などに取材し、その生家を舞台に描く。
このレビューはネタバレを含みます
拳銃自殺に至るまでの一連で、往診医がリビングを出て玄関に向かい、家の者も自然にその場を離れ、ほんの一瞬不吉な間があってから銃声が鋭く響くが、思い返せば引きで撮られた部屋全体の固定ショットや作家の椅子…
>>続きを読む最初、これは寝ずに済むのではと思ったのも束の間やはり寝ていました
なんで眠くなるのか考えたのですが、『訪問、あるいは記憶、そして告白』と同様、人物の語りというか説明に誘発されている気がします
それに…