絶望の日 デジタル・リマスター版の作品情報・感想・評価

『絶望の日 デジタル・リマスター版』に投稿された感想・評価

一見、無駄とも思えるような同じ映像の長回しシーンに見入ってしまう。役者さんによる説明が斬新。
回り続ける車輪、繰り返される日々、永遠とも思える長い時間を感じる。俳優が自ら何を演じるかを名乗り、演じる対象の家で撮る。メタ的な手法。映画であり、ドキュメンタリー。蠟燭の火は印象的。

 「私が何より愛しているのは 死だ」

 「○○を演じてる××です」と、俳優が自己紹介したり、あれこれ解説を挟んだりと、今までに観たことのない構成の映画だった……映画なのかこれ?

 馬車の車輪だけ…

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遥
2.5

映像による歴史再現の不可能性をあえて露呈し続ける。カミーロ・カステロ・ブランコが映画誕生とほぼ同時期に亡くなった人物であることも、その不可能性に関係している気がする。この映画で真実として最も確固たる…

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4.6
ミッシングファンダメンタル的死と鐘の音が頭のなかで持続していた。

光は美しいし、冒頭のひたすら回り続ける馬車の車輪とともに手紙が読み上げられるところの言葉と映像が絡み合ってミニマル・ミュージックみたいな催眠効果を作り出してるとことかは好きだったんだけどな…俳優がひ…

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Juzo
4.5

闇に消えゆく文豪の魂。言葉と空間が織りなす、あまりに高潔な死へのプレリュード。
ポルトガルの巨匠オリヴェイラが、最愛の作家カミーロの最期の日々を、彼が実際に暮らした屋敷でフィルムに焼き付けた精神的肖…

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このレビューはネタバレを含みます

肖像画は、時計は、壁に固定され、言葉は紙に綴られる。前進しているはずの馬車の車輪ですらその場でただ音を立てて回り続け、流れるような言葉だけが作家に残された時間を押し運ぶ。カミーロが椅子に腰掛けたまま…

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面白い劇映画として作る意図は恐らくなかったと思う、オリヴェイラ自身が尊敬しているポルトガル屈指の文豪、カミーロ・カステロ・ブランコの最期に迫った映画。

話の構成はとにかく特異で、登場人物がカステロ…

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アノ
2.5
自意識過剰なインテリがオフュルスぱくったみたいな映画で感心しない。室内に差し込む陽光の柔らかさはとんでもないが…。

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