太陽に飽き、甘美な"死"に恋焦がれ、光を求めた男の生き様(死に様、と言った方が適切かもしれない。)
深く理解は出来なかったが、漂うような感覚でとても心地好く見ることが出来た。
作品の意図を理解出来…
見逃してしまったので横浜まで出向き無事初鑑賞。
これは大傑作。
今年初鑑賞の作品なら間違いなくベスト。
オリヴェイラと同国ポルトガルにて19世紀に活躍したロマン主義作家カミーロ・カステロ・ブランコ…
実在した作家カミーロの、手紙や調書から忠実に再現された物語なので、かなり波瀾万丈な人生を送った人ということなのだろう。
それに加えて、とても繊細でペシミスティックな人だったのだということも分かる。…
その意図を汲み取るには難易度の高い(と感じる)、実験的で禁欲的な《アンチ・ロマネスク》である。よくは理解できないままに魅了されるタイプの作品だった。オリヴェイラは、同国ポルトガルの小説家カミーロ・カ…
>>続きを読む特集5本みたが、めちゃくちゃ眠気を誘う映画というジャンルがオリヴェイラによって新たに形成された。全然元気な時に見てもあかん。全然タルコフスキーとかの比じゃない。
主題が全部貴族ものだから全く自分のテ…
『絶望の日』今回のオリヴェイラ監督特集で観たなかで圧倒的に怖い。そして一番美しい。
オリヴェイラが映像の持つ魔性のようなものを炎と煙に託す作家だというのがよくわかった。執拗に煙の動きを画面の上に、…
気が触れたNHK某歴史番組。
映画を疑っているというか、試しているというか?
散々映画を突き放しておいて、クライマックスに向かってシームレスに映画と一体化していく。
同じキャストが繰り返し出てくる…
© Madragoa Films, Gemini Films