キャラクターを演じる役者自身が「私がこの役を演じます」とメタに説明させている。また、ナレーションの際に車輪をひたすら写すのも、ロマネスクを避けるためとのこと。ドラマ的に演出せず、ただ事実を並べるとい…
>>続きを読む未舗装路を進む馬車の車輪の映像。そこに伝記の対象となる作家に関わるナレーション音声が流れる。作家とその妻、それを演じる二人の俳優、さらに作家の作品中世界が交錯する。題名通りの絶望の日はシャープな銃声…
>>続きを読む白飛びしたみたいな真っ白な2階の窓外どうやって撮ってるん? やたらと暗めな進行かと思いきや、ときより素晴らライティングみたいなの入ってくる。映画に似つかわしくなく晴れた日の綺麗な緑が画面に入ってくる…
>>続きを読むうろちょろしない説明過多の『鬼火』。ショットそのものは厳格なのかもしれないけどシネフィルじゃないからそんなん知らんし蝋燭光撮影とか綺麗だったけどシネフィルじゃないから知らんしジジィが死んでジジィが死…
>>続きを読む車輪の回転、葉巻の煙、そしてモノローグ…疲れた…これは予備知識必要系作品だったのかな。パンフレット読んで、そういう映画だったんだな、と後から理解した。まぁそんな作品もあるよな、ある意味では個人的な作…
>>続きを読む【オリヴェイラ映画の多層性】
Bunkamuraル・シネマにて開催中のマノエル・ド・オリヴェイラ特集で『絶望の日』を観た。オリヴェイラの作品を分析する上で重要な作品ではあったが、面白いかと訊かれたら…
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