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ドラゴンvs7人の吸血鬼のswansongのレビュー・感想・評価

ドラゴンvs7人の吸血鬼(1973年製作の映画)
3.0
出オチみたいなタイトルそのままに、香港のショウ·ブラザーズと英国のハマー·フィルムがコラボしちゃった珍品です♪

いろいろと"惜しい"映画ではあるけれど、ホラー + カンフーアクション + 哀しきラヴストーリィがテンポよく展開して最後まで飽きさせません。

ただし肝心のクリストファー·リー御大は、残念ながらご欠席。
きっと"007 黄金銃を持つ男"の撮影で忙しかったのでしょう。

てな訳で"見たことない俳優さん"が演じてるドラキュラ伯爵が率いる悪の軍団は、中華風ヴァンパイア×6体 + ゾンビ×♾️体。
(ただしこの映画、"ゾンビ"と"ミイラ化してるヴァンパイア"の境界線が曖昧で見分けがつきません…)

迎え撃つは8人のドラゴン兄妹 + 元祖モンスターハンター、ヴァン·ヘルシング教授 + そのご子息 (+ 財務担当のリッチなマダムが1名)。

いざ戦が始まってみると、このとき既に齢60を超えており体力的には戦力外と思われたピーター·カッシング (ヘルシング教授)が強いのなんの!(笑)

"スター·ウォーズ"ご出演を3年後に控えたカッシング氏、次々に襲いかかるバケモノどもにフェンシング·スタイルで果敢に応戦しております。

っていうか急ごしらえの"なんちゃってドラキュラ伯爵"よ、あんたいくらなんでも弱すぎやん!(笑))
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