拘泥

片腕カンフー対空とぶギロチンの拘泥のレビュー・感想・評価

4.8
短い人生で見てきたあらゆる映画の中でダントツでキチガイみたいにドチャクソに一番笑った。これは一体何だ。キャラやセットや演出やカメラワーク、そして話の本筋からそれとは全然関係ないどうでもいいとこに至るまで一欠片の正気もなく、死ぬぐらいにツッコミを入れ続けさせられる。そして最後にはおい、終わりかよ!なんて言いながらもうヒィヒィと涙さえ出てくるのだ。ほとんどのセオリーや視聴者の予測などを完膚なきまでに破壊し続けるその姿勢は、裏切りという最も純粋なユーモアをそのものとして具象化し、この映画を恐るべき究極の娯楽映画たらしめている。
いや本当におもしろ過ぎる。
記憶を消してもう一度見たい映画No.1
これを楽しめる人生で良かった。

この映画に導いてくれた導師JAmmyWAngさんには謝辞を述べさせていただきます。ありがとうございました…とんでもないJimmyWang体験でした…
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