英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25 ロイヤル・オペラ『トゥーランドット』を配信している動画配信サービス

『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25 ロイヤル・オペラ『トゥーランドット』』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25 ロイヤル・オペラ『トゥーランドット』

英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25 ロイヤル・オペラ『トゥーランドット』が配信されているサービス一覧

『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25 ロイヤル・オペラ『トゥーランドット』』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25 ロイヤル・オペラ『トゥーランドット』が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM

英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25 ロイヤル・オペラ『トゥーランドット』の作品紹介

英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25 ロイヤル・オペラ『トゥーランドット』のあらすじ

おとぎ話の時代の中国、北京。皇帝の娘トゥーランドットは絶世の美女だが、求婚する者に三つの謎を出題し、答えられなければ首をはねるという布令を出していた。だが諸国からの挑戦者は後を絶たず、彼らは一人残らず処刑されていた。そこに祖国を敵に追われ流浪しているタタールの王子カラフがやってくる。生き別れになっていた父王ティムールと再会し喜ぶカラフ。年老いたティムールを支えてきた女奴隷リューは、カラフがかつて王宮で彼女に微笑んだことから彼を一途に思っていた。トゥーランドット姫の残酷な布令を知り、初めは反発を覚えたカラフだが、姫を一目見た瞬間にその魅力に取り憑かれ、挑戦を決めてしまう。

原題
Royal Ballet and Opera in Cinema 2024/25: Turandot
公式サイト
https://tohotowa.co.jp/roh/movie/?n=turandot2024
製作年
2025年
製作国
イギリス
上映時間
199分
配給会社
東宝東和

『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25 ロイヤル・オペラ『トゥーランドット』』に投稿された感想・評価

今年初のオペラinシネマは、英国ロイヤルオペラの『トゥーランドット』。

すでに初演後40年にして再演を重ねているプロダクションのようだが、アンドレイ・セルバンの演出は、厳密に見れば中国というより東南アジア系の造形が多分に採用されてはいるものの、ファンタジー・チャイナを感じさせるには充分な舞台装置と演技で、さすがは演劇大国が自信を持って発信するだけのことはある。

そして、何と言っても、韓国出身のテノール、ソクジョン・ベクのカラフが素晴らしく、名アリア「誰も寝てはならぬ」の美声と説得力のある歌唱は、まさに歴代級だ。


【以下ネタバレ注意⚠️】







ソクジョン・ベク、ロイヤルオペラだけでなく、すでにメトロポリタン歌劇場でも、カラフや『ナブッコ』のイズマエーレ等で名声を博しているらしく、今や世界が注目するテノールのようだ。

*1 ヴェルディ《ナブッコ》 @ MET
2024年1月6日
www.shochiku.co.jp/met/program/5474/

*2-1 月刊音楽祭 2024.3.23
ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場の舞台が故障してセミ・ステージ上演に
m-festival.biz/40773

*2-2 「世紀的、息をのむほど感動」…韓国クラシック、ニューヨーカーを魅了(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2024.03.11 14:09
s.japanese.joins.com/jarticle/316033?sectcode=700&servcode=700

ピン・パン・ポンのうち、バリトンのピンを歌ったハンソン・ユも韓国系だろうか。

今やK-pop だけでなく韓国出身の歌い手の活躍は世界的になって来ているということなのだろう。

ちょうどワーグナーの『ローエングリン』で新婦エルザが禁問とされていた新郎の素性を訊くことで破局するのとは真逆のハッピーエンドを突如迎える本作だが、なぜカラフはそんなにもトゥーランドットに愛を求めるのか、なぜ彼は罪のないリューを見殺しにするのか、そもそもティムール王はそんなカラフのことをどう考えているのか、など、観ていて疑問がふつふつと湧いて来る酷い話だ。

そこを強引に音楽の力で突破しようとしたプッチーニも最後の最後で筆が進まないまま絶命したが、この難曲を突破するには、まさに往年のメルヒオールばりのヘルデン・テノールを感じさせるソクジョン・ベクのストレートな歌唱が必要だったと感服させられた。

ただ、ソンドラ・ラドヴァノフスキーの題名役は、いささかミスキャストかと感じられ、総体としての名演には今ひとつ及ばなかった。

アンドレイ・セルバンの演出に戻ると、本作における中国の人びとは、宙吊りの玉座に乗って天から降臨する皇帝(ポール・ポップウッド)を除き、題名役を含めて、尽く仮面で素顔を隠したままで演技する。

その仮面は、トゥーランドット姫がカラフの愛を受け入れると宣言する大団円でようやく脱ぎ捨てられるのだが、実際には非アジア人が多数を占める合唱団員たちが東洋風の仮面をつけることで、本作の舞台が中国であることの説得力を増す効果ももたらしていた。
K
3.5
もうおそらく10年近く前、宇野昌磨選手がFSに楽曲を使っていたのをきっかけにTurandotを知り、そのプログラムでの演技を観て以来ずっとオペラを観てみたいと思ってた
スクリーン越しだけどもやっとやっとやっと観れた、感激!!!!
ストーリーや楽曲構成は事前に軽く調べて行ったから、第3幕が始まる直前は(遂にオペラ演出込みでNessun Dormaが聴ける…)という思いで一際緊張&興奮した

オペラははるか昔に学校の課外授業で蝶々夫人を観て以来で、その蝶々夫人はあまりセットが作り込まれてないシンプルな演出だったような記憶もあって、オペラはセットがほぼないイメージだったから、今回のTurandotのセットにすごくびっくり
まるでオペラハウスの客席と地続きかのように建てられた3階建のバルコニーは、そこから野次のようにコーラスが唄ったりして、実際に客席にいたらより没入感があっただろうなと思う。現実世界(舞台の外・客席)と物語の世界(舞台上)の境界線が曖昧な演出大好物です

あと、この映画内では本編上演だけじゃなくて、毎幕前にスタッフや役者へのインタビュー映像も含まれていて、
特に英国ロイヤル・オペラ・ハウスでの初演から振付に携わってる振付師さんのインタビューが印象的だった。インタビューでの話を頭に入れたうえでオペラを観ると、ダンサーの動きのひとつひとつにも注目できてより一層楽しめた気がする。太極拳をモチーフにした動きが要所要所で登場して、古代中国をモチーフにしているTurandotの世界観とマッチしつつアイコニックで舞台をさらに華やかに盛り上げているなと感じた。

物語自体は、冷静な気持ちで観ちゃうとトゥーランドット姫もカラフも無茶苦茶すぎて感情移入とか一切できる余地ないけど、楽曲(オーケストラ含む)がどれも大変素晴らしいのでオッケーです
けどNessun Dormaの後は観る側の燃え尽き症候群なのか少し退屈に感じた

自分も長い間演劇に携わってきた身なので、カーテンコールは観る度にグッとくる
最後、指揮者とステージマネージャーがカーテンコールの真ん中で立って挨拶してたのもなんか良かったな。ミュージカルでも最後指揮者は舞台の上に出てきたらいいのに!
生オケはやっぱり最高だ

絶対いつかスクリーン越しじゃなくて生のTurandotも観に行くぞ
「誰も寝てはならぬ」が聴きたくて。よかったです。