塩せんべい

ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春の塩せんべいのレビュー・感想・評価

3.0
原題:DEADHEADS
青春×ブロマンス×ゾンビ×ムービー。とどのつまり、ショーンオブ系です。嫌いじゃないけど、そこまで好きじゃない。というかいい話すぎて記憶に残らない感じ。
摩訶不思議な蘇生薬を投与されたために半ゾンビ、人間としての理性や記憶はあるけど死なない、という中途半端な体にされてしまった主人公マイクが目覚めるところから始まる。そして、いつの間にか同じく半ゾンビのブレントと仲よくなり、オツムは弱いけどいざというときには頼りになるガチゾンビのチーズも手懐け、マイクの恋人エリーを探しに旅に出る。ヒッチハイクで乗せてもらった元軍人のおっさんはクリフ。
トラックに乗り遅れたマイクを乗せるためにチーズの腸を投げて捕まらせるシーンは面白かった。
でも、後半のとってつけたかのような定番展開が気にくわない。特にブレントが嫌。ヘラヘラしたゲス野郎のくせに「親友には夢を諦めて欲しくはない」とか言う展開はいくらなんでも唐突すぎ。
キャラクターは一人一人凄くたってたけど主要人物たちの感情の変化が全然描けてない。チーズが死んだ時点でもっとテンション下げるべきだったと思う。で、なんだかんだの感動エンディングだけど全然感動できなかった。
基本的にはいい映画。
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