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運命の女の4423のレビュー・感想・評価

運命の女(2002年製作の映画)
4.5
ある風の強い日に二人は出会ってしまった。その出会いはやがて一線を越えてはならない関係となり…。

ガチガチの不倫ものだが面白かった。不倫は必ず悲劇で終わるという暗示を示しつつも、ラストに選択の余地を与えているのが上手い。

ダイアン・レインの熟しきったエロスと切なさが交じりあった2時間の情事。あっという間の不倫劇であった。

常に濡れそぼった子犬のようなリチャード・ギアの眼差しと渋味ある演技も素晴らしい。一番かわいそうな役ではあるが、まあ相手がオリヴィエ・マルティネスなら誰しもが靡くのでは?彼、ガンガン迫ってきてたしね。

それとスノードームがわんさか出てくる上にキーアイテムとしても登場するのはスノードーム好きには嬉しい演出だ。
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