この女の子にこの映像、なんか見覚えあるなと思ってたら、昔観たやつだった。。汗
ドライヤーでお腹暖めるシーンは、小ちゃい頃自分も同じだったから、ここだけめっちゃ覚えてた。ダルデンヌ兄弟作とは知らなんだ、、
ドキュメンタリー出身の監督というだけあって「イゴールの約束」
といい映像が超絶リアル。
ロゼッタの表情は終始虚ろである。行動は忙しない。生きることに精一杯で、周りに興味を持つ余裕すらない。仕事を得る為には手段を選ばない。
社会の底辺として「職が無い」事の絶望さを、ロゼッタの表情が、行動が痛々しく物語る。
唯一の友達となり得た存在すらも、、
これが「地味な題材」と感じてしまうのは、それに直面していないからであって、人によっては生死と直結するものなのだと思い知らされた。明日は我が身。
後半はもはやホラー。強烈な鬱映画。