ここまで考えられた脚本のコメディ映画はないんじゃないか？？
リボウスキというぐうたらな男が、ある日同名のお金持ちに間違われて、カーペットに小便をされてしまうことから始まるクライムサスペンスコメディ。
そのお金持ちリボウスキの若妻が誘拐されて救出を依頼されるが、それぞれ思惑を持った集団が主人公に接触してくる。
この映画の凄いところは、こんなにも入り組んだ状況なのに、一切話には関係ないところ。
ありがちな展開や伏線などポイッです。いや、本当に。
リボウスキはリボウスキですから。
駄目な男であるはずなのに、最後はその不変性がかっこ良く思えてしまう。
