まさかMCUで、こんな高得点を付けるとは自分でも思っていませんでした。
しかも、この作品かぁ、、、
自分の感性が信じられなくなりますね。「前作よりは面白いんじゃね？」という感じの皆さんのレビューと温度差を感じますから(笑)
さて、今作を私が「超面白い！」と思った理由を挙げていきます。
まず、ソーという最強の主人公を上手く調理できていたことです。
この作品の主人公は神様ですね。強靭な肉体だし、雷を操っちゃう上にチート武器を所持しちゃってます。
ストーリーを作るには、あまりにも強過ぎるのです。
さらに、ダサい！名前もコスチュームもダサい！
しかし今作では、その異物感を逆手にとってコメディ色を浮き上がらせます。
キャプテン・アメリカ(偽)の出演シーンでも、コスチュームにツッコミをいれていましたしねぇ。
戦闘シーンの合間に笑いを入れるとストーリー全体バランスを失う危険がありますが、この作品はギリギリのラインを駆け抜けた！、、、と思います(笑)
強過ぎる主人公と敵がストーリーのギミックによって有利になったり不利になったりする演出はお見事！
次に上下の動きを多用している点です。映画はその媒体の都合上、どうしても２次元になりがちです。
そのマンネリを打破するため、最近の映画では時間軸をズラす作品もありますね。
この作品においては、前述した上下の動きで観客を飽きさせない工夫が施されていました。
何が起きているのか判りにくいということも度々ありましたが、それはご愛嬌ということで(笑)
ブッ飛んだ設定が前提にある中で、工夫を凝らした脚本とそれになんとか引き離されまいとした映像はもっと評価されても良いかと。
ここまで書いて思ったんですが、このレビューを読んでも(この映画観たい！)ってならないですよねぇ。
簡単に言いましょう！
幼い頃、戦隊シリーズで緑レンジャーや黄レンジャーが好きだった私が大好きなタイプの作品でした。
｢神様が戦闘場所に電車で向かう映画｣なんて最高です(°▽°)
観たくなりませんか？
え？ならない？...暇な時にでも( ノД`)
