ぽんぬふ

三十九夜のぽんぬふのレビュー・感想・評価

三十九夜(1935年製作の映画)
4.0
典型的な後期ヒッチコック的テーマがすでにみられる。加藤幹郎の言うところの、外見と内実の乖離。しかも、無実の男-スパイ事件参考人-殺人容疑という二重のもの。しかしその二重の乖離は、酒場の一室の一夜と最後の劇場で解消される。記憶屋というのはフィルムのことを示しているのではないかと、なんとなく思う。
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