フランソワ・オゾン監督作品。
思ったより悪くなかった。
びっくりするような展開はないけど、離婚から出会いへと遡る夫婦の軌跡が、切なくも運命を感じる。
あの時出会っていなければ、あの時ああしていなければ、なるべくしてなった今なのか、必然なのか偶然なのか…
人生に於いてのドラマを感じずにはいられない。
愛のカタチ、質、温度に永遠なんて存在しない。そう考えると、決して特別な事じゃない。それぞれの微妙な気持ちの変化が、とてもリアルで痛い。
オゾン監督にしては、普通な感じもするけれど、離婚から出会いへと遡る描き方がそもそも意地悪!そして、良い意味で、らしい。笑
あと、個人的には今作でのステファーヌ・フレスのルックスがど真ん中!素敵!
それだけでも観た甲斐があった。