現在と過去が断片的に交錯するパターンは割とポピュラーだが、それとは異なり、幾つかのターニングポイントを中心に夫婦の別離から馴れ初めまでの過程を遡っていく展開は新鮮。果たして離婚後のふたりがどんな路を…
>>続きを読むそれぞれの岐路で、他にやりようは本当にあったのだろうかと絶望的な気持ちになる。それでも、あのときの夕景の美しさだけは、真実なんだよなぁ...
なんとなく看過したり、言葉足らずなコミュニケーションの…
このレビューはネタバレを含みます
はっきりと示されない部分を想像で補うことになるため、観た後の感想はそれぞれ微妙に違っていそう
幾度か目にする妻の涙の意味さえ曖昧にしか捉えらないが、そのくせ何故かわかる気がすると思うのが不思議だっ…
フランソワ・オゾン監督作品。
映画鑑賞歴が浅いので、こういった逆再生の作品を知らないのですが、凄い着眼点ですよね。
最初の場面が家庭裁判所での離婚調停の結審から始まるので、ホームパーティーのある日、…
それぞれの分岐点で、二人とも「もっとああしてれば」と思える行動ばかり取っている。恋愛にたらればは付きものだが、こうして時間軸を逆にすると如実にそれが分かるのでなんとも悲しい。
二人の関係は出逢い以降…
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキさん目当てです。その意味では堪能できました。
でも映画は楽しくないです。
最初のホテルの場面がピークです。楽しいわけではないですが。
この2人はそもそもダメなので、…
フランソワ・オゾン監督作品。
思ったより悪くなかった。
びっくりするような展開はないけど、離婚から出会いへと遡る夫婦の軌跡が、切なくも運命を感じる。
あの時出会っていなければ、あの時ああしていな…
ある夫婦の出会いから別れまでの5つの時点での出来事を、時間を遡る形で描いた、フランソワ・オゾン監督の恋愛映画。
離婚が成立したばかりの夫婦のホテル一室でのシーンを最初に、倦怠期、出産、結婚、出会い…
思っていたより映像がおしゃれな感じ。
ギャスパーノエのアレックスと同じ構造なので不穏な空気がビンビン。エドワードヤンの恐怖分子と同じ選曲がナイスだった。
何十年も連れ添って尊敬し合って仲良くやって…